My recommendation !!!

突然ではありますが、とあるジュエリーブランドの紹介をさせて頂きます。

http://www.yoshizawa-misaki.com/
昨春から始まったばかりのニューブランドです。ブライダルジュエリーからピアス一つまで、オーダージュエリー制作するそうです。是非ウェブサイトをご覧下さい。
この度、YOSHIZAWA MISAKIブランドで彫刻家 下山直紀のイメージでオリジナル1点ものジュエリーを提案してもらい、ピアスを制作してもらいました。当然僕が身につける‼︎


付けた感じはこんな雰囲気。


ITEM. PIERCE
QUALITY. Sv925 ゴールドコーティング

ANIMALS!!!
コンセプトシート付き。
少し説明しようと思うのでお付き合い下さい。。。
制作者とは、実は僕が非常勤講師として教えている大学の卒業生で、先生と教え子という繋がりです。まぁなにも自慢したいわけではないのですが…。
元々彼女は石彫を専攻し、数tもの巨大な〝石〟を扱っていた彫刻家の卵?その前段階かな?そこを経てジュエリー作家となり、ブランドを立ち上げたわけです。僕は木彫、彼女は石彫だったがよく制作の話をしました。熱心な人物でした。
ブランドを運営するって事はある程度の戦略論、「どう仕掛けていくか⁉︎」が絶えずつきまとい、作る以外の部分の負担がとても大きくなってしまうのであろう…。そういう話も会話の中で少なくない。
だが自分のもっとも大事だと思う仕事を突き詰めていくこと、技術を磨くこと、そしていつも新鮮なメンタルを持続していくこと、そこは彫刻家もジュエリー作家も同じなんだと思う。
その先のビジネスの成功は…色んな要素で勝ち負けはあっても、良い意味で自分の糧となればいい。
彼女が今回のジュエリー制作にあたり、数いるクリエイターの中から、あえて彫刻家 下山直紀の彫刻作品をインスパイアしたジュエリーを制作するとプレゼンテーションしてくれた。
そのことは…実はとても嬉しかったのと同時に、面白い制作プロセスを踏むなと思った。
僕のアーティストステートメントでも語っている「コミニュケーションツールとしての彫刻」という思いに共通点を感じたのと、コンセプトとアプローチが本能的に面白いと感じたからだ。いちアーティストとして。。。
普段ビジネスラインの仕事をしていても、作家として自分≒他者、自分≒社会、それらの揺らぎの中に不思議と創造の起源を感じるものだ。
そのことに…なんとなく巨大な石を彫っている頃の彼女が垣間見え、嬉しく思ったのだ。
吉澤さん、ありがとう‼︎
気に入りました!!!
まだ道半ば!さらなる成長、探求、完成度…あらゆる高みを目指して下さい。
今後のブランドの発展、成功を祈っています。
下山直紀
by ns-works | 2016-02-19 19:06 | life